悠々自適

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名馬の偉業

競馬の世界で「連勝記録」というと、何かすごい名馬の偉業をイメージしますよね。

私の場合、中央競馬で言えばタマモクロスやオグリキャップが真っ先に浮かびますし、地方競馬では岩手の怪物・トウケイニセイ、海外ではシガーやゼニヤッタ、連勝数は少ないですが、やはりラムタラ、古くはネイティヴダンサーなど、歴史に名を残す名馬をどうしても思い浮かべてしまいます。

しかし、中には連敗して記録をつくり、そして脚光を浴びる「名馬」もいます。

たとえば、当時高知競馬に所属していたハルウララはその典型でした。

ハルウララは負けも負けたり116連敗、結局1勝も挙げることなく引退しました。

しかし、このハルウララを凌ぐ強者(?)がいるのです。

園田競馬に在籍していたエリザベスクイーンという馬でした。

その記録は実に165連敗ということですから、なんだかここまでいくと、馬のほうも勝ってはけないものと勘違いをしていたのではないかと勘繰ってしまいます。

ただ、もちろんこうした珍記録も素晴らしいことですが、その素晴らしさの陰にあるのは、やはり並はずれた「丈夫さ」です。

あまり目立たないかもしれませんが、サラブレッドには、馬のスピードだけを重視して改良を重ねられてきた歴史があるため、速い馬というのは往々にしてケガをしやすいという欠点があるのです。

しかし、無事に100も150もレースを使われた連敗レコードホルダーたちは、まさに「無事是名馬」の代表でもあるのです。

だからこそ、連敗しても素晴らしいと自信を持って言えるのです。

そして、まだ最近の話ですが、やはり園田競馬所属のカンムリホルダーという、これまた牝馬は、先輩牝馬のエリザベスクイーンの記録を破って166連敗を記録しました。

勝てないことを武器にするというのは、競馬の世界では本来あるべき姿ではないでしょうが、しかし、先にも触れたように、ケガなくずっとレースに使われることがどれだけ大切なことであるかを考えれば、これはまさに名馬以外の何物でもありません。

カンムリホルダーは現在も現役として活躍しています。

今後も無事に、1戦1戦走り抜いてもらいたいものです。

This entry was posted on 木曜日, 12月 15th, 2011 at 11:27 AM and is filed under ブログ. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.